
みなさんこんにちは! 省エネ系ママのまろパカ(@maropaka_san)です。
本日は、長期積立投資をするには必須の知識、ドルコスト平均法について勉強したいと思います!
まろパカ夫婦も先日積立投資を始めて2年たちました!
投資を始めた皆様の中には、
積立投資をするとドルコスト平均法の効果が得られる、
という解説を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
まだまだ投資初心者の私たちが、ドルコスト平均法について調べて、ケース別の損益やメリットやデメリットを考えてみました!

ドルコスト平均法についてもうある程度知識のある方は目次から”色々なケースで計算してみました”にスキップしてくださいね!
ドルコスト平均法とは?

証券会社のホームページによると、
価格が変動する金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、購入単価を抑える方法。
積立投信などを毎月一定額積み立て購入すると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買える。
とのことです。
ドルコスト平均法とは、まさに積立投資することなんですね!
一定額を毎月積み立て購入すると、お値打ちな時にたくさん買えて、お高い時には少なめに買えるということ。
最近アップデートがあり、再び話題になっているあつ森のように、わかりやすく野菜のカブを買うと考えてみます。
- 毎月カブを100円買うと考える
- 1月 1個 50円(普通のお値段)→2個買える
2月 1個100円(割高のお値段)→1個しか買えない
3月 1個 20円(割安のお値段)→5個も買える


上の例で分かる通り、毎月同じ金額だけ買えば、割高の際は少ない数、割安の際は多い数買えていますよね!
もちろん野菜を買うときには、お値打ちだからと言ってたくさん買いすぎるわけにはいきませんが、
投資信託などの金融商品はくさらないです。
また、最終的な資産の残高は
個数(口数)×その時の単価
になります。
単価は私たちがどうにかできるものではないので、個数(口数)増やすことが目標と考えられます。
毎月一定金額買うというシンプルな方法をとるだけで、自然といいお値段でたくさん買えるのはわかりやすいですね!
投資家のプロのように、割安のタイミングを見計らって大量に買い、割高の時はあまり買わない、と相場を読む力は必要なしです。
相場はわからない、つまり、いつが高いか、いつが低いかわからない、
それでも適正な価格で買えるという投資理論なので、投資初心者にとっても心強い見方です。
ちなみに余談となりますが・・・

何で日本にいるのにドル・・・?
と思う方、多いと思います。まろパカもそうでした笑
英語ではDollar-Cost Averagingというそうです。そのままですね。
気になったので、英語でネットで調べて見たのですが、
Dollar-cost averaging (DCA) is an investment strategy in which an investor divides up the total amount to be invested across periodic purchases of a target asset in an effort to reduce the impact of volatility on the overall purchase.
ドルコスト平均法(DCA)は、ボラティリティが購入全体に与える影響を軽減するために、投資家が対象資産の定期的な購入に投資する合計金額を分割する投資戦略です。(google翻訳)

あれ?説明文にドルって言葉出てこないし、ドル関係ないんじゃ・・・?
そうなんです。あくまで定期的に一定額購入するという意味です。
名前がかっこよすぎて身構えてしまいますが、あくまで証券口座などで行う積立投資のことです。
それがアメリカの通貨ドルで行うからドルコスト平均法というだけ、
日本にいるんだから円コスト平均法って言えばいいのにと思います。
実際イギリスではpound cost averagingというらしいです。
色々なケースで計算してみました


説明だけ読んだだけでは、イマイチ本当にお得か納得いかないな~
そう思ったまろパカは、色々なケースごとにお得になるのか比べて見ました!
会計事務所に勤めていたぱぴち監修なので、合っている・・・はず!
(というかほとんど全部作ってもらった笑)

仕事以外でこんなにエクセルを使う日が来るとはって感じでした。
普段行っている仕事のスキルが皆様の役に立つなら幸いです。

ぱぴちありがと~♪
投資信託の価格が色々な形で動いた時に、
- ドルコスト平均法を使った場合(毎月1,000円ずつ、合計10,000円買った場合)
- 最初の月に10,000円買った場合
- 割高な4か月目に10,000円買った場合
というそれぞれの買い方をしたときに、最終月の残高がいくらになっているか比べてみます

①~③すべてで10,000円払っているので、
最終月の残高が10,000円を超えていればとりあえず利益は出てます。
残高が一番高い戦略が一番結果としていい戦略だったということになります。
A毎月変動するけど横ばいの場合
まずは価格が月ごとに動くけど、なんだかんだ価格が上がりも下がりもしないパターンです。
各月の平均価格は100円と、最初と最後の月の価格と同じになるようにしてもらいました。
計算結果は以下の通り!

ドルコスト平均法が残高10,322円で1位!金メダルです!
株とか投資信託って価格が上がらないと儲からないと思っていたし、
タイミングよく買わないと利益なんかでないと思っていたのですが、
単純に毎月同じ金額を買うだけでも、
お値打ちな時にたくさん買えて、お高い時に少ししか買わないので利益が出るんですよね!
ドルコスト平均法すばらしい!
B毎月変動するけど右肩上がりの場合
次はこんな感じでジグザグしながら右肩上がりに価格が上昇する場合を計算してみました。
アメリカの株価とかこんな感じですよね。
その結果は以下の通りです。

ドルコスト平均法は利益が出ているものの2位!惜しくも銀メダルです!
どんどん株価が上がるということは、最初が一番安い、お買い得なわけなので、
早めに買った方がおトクということになりますね。
もちろん一番安い3か月目に全部買えれば一番いいということになります。
これはドルコスト平均法のデメリットの一つだと思います。
お金に余裕があり、どんどん値上がりすることが分かっているなら、積立てるより早めにまとめて買った方がお得
ということですね。
一方で、4か月目のちょっとお高い時に買ってしまうと利益は出るものの成績はイマイチです。
今がお値打ちかわからない人が多数だと思いますので、お金に余裕があっても数ヶ月に分けて購入するのがいいかもしれませんね。

米国などの株価は長期で見れば右肩上がりのため、早めに投資を始めるのがよい!
というのは説得力があるように思いますね。
C暴落が起きた場合
最後に暴落が起きたパターンです。

私たちが経験したコロナショックっぽい数値で計算したい!

・・・
(仕事で慣れてるから頑張ってみるか)
とぱぴちにさらに頼んで作ってもらいました。

再びドルコスト平均法が金メダルです!
注目ポイントは、最初に買い出した水準に価格が戻っていないのに利益がでていることです!
まさにまろパカ夫婦が経験したように、コロナショックのような暴落が起きた時でもくじけず、
コツコツ買い続ければ回復にともないしっかり利益がでてくれる!ということですね。

お金に余裕があるならば暴落時に買い増すのが一番いい戦略と言えるかもしれません。
ただ、いつまで下がるかわからない恐怖の中買いますのは非常に勇気がいることです。
コロナショックの時はとてもじゃないですが、そんな風に考えられませんでした・・・
まずは、くじけずにコツコツ買い続けることを頑張ろうと思います。
まとめ

その他に考えられるドルコスト平均法のメリットとデメリットを簡単にあげます。
- 積立投資なら毎月無理の無い範囲でコツコツ買えるのでお金に余裕がなくても始められる
- コツコツ買うので資産が増えるのに時間がかかってしまう
- 自動で積立購入設定できない資産の場合、いちいち買うのがめんどくさい
最後にまろパカ夫婦が考えたドルコスト平均法のポイントをまとめます。
色々なケースを考えれみましたが、改めて自分たちが今やっている積立投資が大きく間違った方法ではないことを実感できました。
暴落したときは怖いけど、お値打ちに買えてるからそんなに心配しなくて大丈夫、
と今後は少しでも心にゆとりが生まれるような気がします。
こんな感じで今後も投資や節約について初心者なりに勉強した結果をまとめていきたいと思いますのでお楽しみに!
ドルコスト平均法の効果を実感出来たこちらの体験談もよかったらぜひご覧ください。
また積立投資を始めるための証券口座を開設するときの注意点は、こちらの記事でまとめておりますので、よかったらご覧になってください!
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